人の思い込みが画像・外観検査に与える影響|気付ける仕組みが重要な理由
人は思い込む
「リンゴは赤。」
そう思い込んでいませんでしたか?
今回のリールでは、赤いリンゴの中に青リンゴを混ぜました。
多くの人は「リンゴを数える」ことよりも、「赤いリンゴ」というイメージに意識が向きます。
これは特別なことではありません。
人は知識や経験をもとに、素早く判断できるようになるからです。
しかし、その経験が時には思い込みになります。
画像・外観検査は思い込みません
画像・外観検査は、設定された条件に従って認識・判定します。
今回のようなリンゴの数も、条件が適切であれば正しく認識できます。
つまり、
画像・外観検査が思い込むわけではありません。
人の思い込みが入り込む場面
問題は、人が画像・外観検査を設計・評価・運用するときです。
例えば、
- 「傷は縦方向に発生するだろう。」
- 「この照明条件なら十分だろう。」
- 「今まで問題なかったから今回も大丈夫だろう。」
こうした思い込みが入ると、本来気付くべき変化を見落とす可能性があります。
GO・YEARが大切にしていること
GO・YEARでは、
思い込みをなくそうとは考えていません。
人だから思い込みは起こります。
だからこそ、
現物評価を大切にしています。
実際の製品を見て、
実際の工程を確認し、
良品のばらつきや工程変化、不確定要素を一つずつ洗い出していきます。
現物を評価することで、
経験だけでは気付けない変化が見えてきます。
気付ける仕組みをつくる
GO・YEARが目指しているのは、
思い込みをなくすことではありません。
思い込みがあっても気付ける仕組みをつくることです。
そのために、
- 現物評価
- 製品特性の理解
- 良品ばらつきの把握
- 撮像条件の再現性
- 変化点管理
これらを組み合わせながら、安定した画像・外観検査を目指します。
まとめ
画像・外観検査は正しく認識できます。
しかし、
設計・評価・運用するのは人です。
だからこそ、
人の考え方が画像・外観検査の品質を左右します。
GO・YEARは、
現物評価を起点に、不確定要素を見つけ、気付ける仕組みをつくる。
この考え方を大切にしています。
